2009年7月29日 (水)

ハーフビルド

いつもなら祇園祭の鉾巡行後ぐらいには明ける梅雨。

今年は遅いこともあり、「スカっとした晴天がなかなかやってこないので屋根の施工が中断している。」

「晴れてほしいけど、屋根の上は暑くて(日差しが)熱くて(足の裏が)想像以上に大変。」

これば、施主自身がハーフビルドをしている現場の話。

骨組みは大工さんにお願いして、現在、設備関係以外はセルフビルド中。

「京都炭山朝倉木工」 (彼ら自身の施工ブログ)

昨日は、この現場の中間検査(フラット35)でした。検査は無事に合格。


半年程前、「セルフビルドをしたい。」と学生時代の後輩からの相談。

自分で家をつくれたらなんと楽しいことだろう・・・。というスタンスだったはずなのに、

いざ実際問題となると、通常の仕事目線で考えてしまうため、

法的なこと、細かい納まり、雨仕舞いのことなどが真っ先に頭に浮かんで、

夫婦ともに木工職人とはいえ、ほんとに出来るのか心配で、応援すべきところを

「大変やで。ほんま大変やで。大丈夫か。」と脅す?!ことばかりしていたように思いますが、

あれから、半年。

資金調達や業者との打ち合わせなど、いろいろ奔走しながらも

前向きに頼もしく頑張ってビルド中。楽しみです。


こちらは、長らく溜め込んでいた再生物件をホームページにアップ中。(と)

2009年7月23日 (木)

大暑に

今日は二十四節気の1つ「大暑」ということで、”ザ・夏”と言わんばかりの暑さに見舞われました。

でも、まだ梅雨明けはしておらず、暑さはまだまだこれから。


最近、広い敷地に数棟建っている建物のうちの1つ建物の建替えに絡む物件の仕事が重なっています。

法整備前の古い建物だったり、過去の建築確認の書類が無いことも。

建築確認が存在すれば一番スムーズに事が運ぶのですが、

書類があっても今ほど厳密な審査が行われていないときの申請書類は、

結構いいかげんなものも多く、整理し見直してみると思いもよらない問題にぶち当たることも多かったり。


新たに建てる建物が、たとえシンプルで小さな木造平屋の建物であったとしても、

その建物以外のことでてんやわんやせねばならず、申請を下ろすまでにかなりの時間と手間がかかってしまい、

今ひとつ生産性の無い作業であるが故に、役所の対応に振り回されてしまうと疲れ倍増!となることもしばしば。

こういうとき、所長曰く「ごまかさず正直にいく」のが案外近道。


・・・やはり、プランを考えている間が一番楽しいのかもしれない。(と)

2009年7月 7日 (火)

継続は力なり・・・

2年ぶりの更新で、気恥ずかしい感じがしないでもないですが、懲りずに再開することにしました。

ブログのシステムも随分更新がしやすいというか、機能がありすぎというかいろいろ便利になっていて小さな感動を覚えました。

よく分からない言葉もちらほらありますが、ここでは、ふつうに日記が綴れさえすればいいので基本だけおさえて設定は終了。

ブログが2年ぶりならホームページも2年ぶりにいじっています。

今日は七夕。

生憎ここ京都は天の川は厚い雲の上。

頭の中で天の川をイメージしながら、「継続する力を下さい」と願いましたが、

こんなの願いじゃありません。とあきれられてそうです。

もうすこし夢のある願いを考えることにしよう。(と)

2008年9月30日 (火)

ブログ移転のお知らせ

こちらのブログは、下記のURLに移転いたしました。

http://koga-archi.blog.eonet.jp/

2007年6月11日 (月)

古民家の再生<1>

Snh8h03i
ブログを立ち上げたことで、更新しやすくなったので、建築現場の様子も紹介していくことにしました。
この現場は、3月から着工している現場で、建築主のお祖父様が、当時にも古材をもちいて建てられた家です。今回解体して、小さな札も見つかったのですが、梁にも建てた年号「明治三十六年」と刻まれているのを発見しました。計算すると104年前ということになります。昔は製材技術が発達しておらず、古材を使うことはよくあることだったと思われますが、材によっては200年前のものもあるのかもしれません。

A9q4jta2
また、今回改修にともない、2階に延びていた柱を切り取ったのですが、その断面にとても目の細かい年輪が現れました。(年輪が細かい材は成長するのに時間が掛かっていて良材です。)古くなりすぎていて材種がわかりにくかったのですが、大工さん曰く「松」だそうです。「松」を柱に使うことは珍しいのですが、建てたお祖父様が材を吟味して選択されたのだろうと、当時が偲ばれます。

7xwqdgkk

現場では1階部分の基礎・土台をやり替えた後、2階部分を解体し、棟上げ前の準備段階をいったところです。「つし」とよばれていた2階は、藁などをあげておくスペースで、床一面に土が敷かれていましたが、今回住居スペースに変えることなどから、大黒柱と地棟を残し、階高を上げるため柱を入れ替えます。柱がなんにもないので不思議な光景ですが、眺めは最高です。この地棟に登り梁を掛けるために、大工さん達が苦心しながら加工を施しています。

3wnx0oyb
地棟と地棟の間が抜けていますが、ここを繋いでいた材が腐食していたため、工務店の方で準備してくださった古材をあてがうことになりました。その材を棟梁が「チョンナ」で加工されていました。電動工具が無かった時代にはよく使われていた道具ですが、今では見ることがほどんどありません。貴重な?ワンショットとなりました。